考古学カードゲーム(Archaeology The Card Game)

2014/06/06 更新

2013/10/12 投稿

砂漠にある遺跡から考古学的に価値のある財宝を発掘し、それを博物館に売ることでお金を稼ぐカードゲームです。

最終的に所持しているお金が一番多い人が勝ちです。

概要

パッケージ
パッケージ
  • 日本名
    考古学カードゲーム
  • 英名
    Archaeology The Card Game
  • ドイツ名
    Archaeology The Card Game
  • 分類
    カードゲーム
  • 推奨年齢
    13歳以上
  • プレイ人数
    2-4人
  • 1ゲーム辺りにかかる時間
    20分
  • 言語
    英語
    日本語説明書なし、ルール和訳なし
    コンポーネントの日本語化は必要なし(カード名が英語になっているが、カードピクチャを見れば識別できるので問題なし)
  • サイズ、重量
    縦122mm 横95mm 奥行き21mm 重量136g
裏面
裏面
横面
横面

梱包物
梱包物
カード束
カード束

梱包物は

  • 英語説明書 1枚
  • カード束 2束(計87枚)
    縦87mm 横56mm

です。

デザイナーはPhil Walker-Harding氏で、2007年にAdventureland Gamesから英語版が発売されました。

2008年には、ベストオーストラリアゲーム賞を受賞しています。

2009年にZ-Man Gamesから再販、2012年には同社から第2版が再販されています。

なお、このゲームには、2007年に発売された同じデザイナー作の「Archaeology」というボードゲーム版があり、このボードゲームが元になっています。

ルール

以下は英語ルールブックを和訳した内容です。

翻訳ミスしている可能性及び意訳にしている部分があります。

原文通りではありません、また翻訳内容が拙い部分があります。

また、この和訳内容は個人または団体が実際にプレイするために使用することのみを許可します。(転載・複製は認めていません。)

なお、説明に用いている画像についてはわざと荒い画像にしています。

この和訳内容の公開が第三者の権利に接触する場合は、速やかに削除いたします。


Credits

ZMAN games
ZMAN games

Game design and artwork by Phil Harding
Graphic Design by ARCHON Creative Design
(www.archoncreative.com)
English edition 2009 © Z-Man Games, Inc.
(www.zmangames.com)
Licensed from Adventureland Games and Phil Harding © 2007


エジプトの失われた財宝を発見して、財産を得てください!

考古学カードゲームは2-4人のプレイヤー向きで、また10歳以上の年齢を推奨します。

ゲームコンテンツ

72枚の財宝カード:

18枚の「瓶の破片(POT SHARDS)」カード
16枚の「羊皮紙の切れはし(PARCHMENT SCRAPS)」カード
14枚の「コイン(COINS)」カード
8枚の「タリスマン(TALISMANS)」カード
6枚の「砕けたカップ(BROKEN CUPS)」カード
6枚の「地図(MAPS)」カード
4枚の「ファラオのマスク(PHARAOH'S MASKS)」カード

15枚のその他のカード:

8枚の「盗賊(THIEF)」カード
6枚の「砂嵐(SANDSTORM)」カード
1枚の「ピラミッド(PYRAMID)」カード

プレールールのシート

瓶の破片
瓶の破片
羊皮紙の切れはし
羊皮紙の切れはし
コイン
コイン
タリスマン
タリスマン
砕けたカップ
砕けたカップ

地図
地図
ファラオのマスク
ファラオのマスク

盗賊
盗賊
砂嵐
砂嵐
ピラミッド
ピラミッド

ゲームの概観

ゲームの目標は、財宝を見つけて博物館へそれらを売ることにより最多の利益を出すことです。
プレーヤーは発掘現場を掘り起こすことにより財宝を見つけます。
財宝のセットはゲーム中に集められ、またプレーヤーは博物館へのそれらの最高の売り時を選択します。

 

プレーヤーが発掘現場で地図を見つければ、より多くの財宝が隠されている古代のピラミッドを調査するためにそれらを使用することができます。
プレーヤーは収集物の価値を上げるために、地方の市場で財宝を交換することができます。
プレーヤーが発掘現場で盗賊に接触すれば、他のプレーヤーから財宝を奪うためにこの盗賊を利用するでしょう。
砂嵐を引いた場合、全てのプレーヤーが影響を受け、財宝のうちのいくらかを失う場合があります。

 

ゲーム終了時に最多の財産を持ったプレーヤーが勝利者です。

ゲームのセットアップ

  1. 盗賊、砂嵐、ピラミッドおよび地図カードをすべて別にしてください。
    残りのカードをすべてシャッフルして1つの山札にします。
  2. 山札からカードを4枚引き、各プレーヤーに裏向きで配ります。
    各プレーヤーはそれらを手に取り、秘密にしておきます。
  3. 山札からカードを5枚引き、テーブルの中央に表向きで置きます。
    ゲーム全体を通して、テーブルの中央に置かれた表向きの財宝は市場と呼ばれます。
  4. ピラミッドにカードを配ります。
    市場のそばに表向きでピラミッドカードを置きます。
    ピラミッドカードの右側に山札から3枚のカード、ピラミッドカードの上に5枚のカード、左側に7枚のカードを全て裏向きで配置します。
    これらはピラミッド室内の財宝です。
  5. 3-4人のプレーヤーでプレイする場合は、砂嵐カードを取り除いてください。
    3人のプレーヤーでプレイする場合は、1枚の砂嵐カードを箱に返却してください。
    4人のプレーヤーでプレイする場合は、2枚の砂嵐カードを返却してください。
    これらのカードは、ゲーム中では利用されないでしょう。
  6. 残りの全てのカードをシャッフルして山札とします。
    山札に残っている全てのカードと共に、残りの砂嵐、盗賊、地図カードもシャッフルします。
    テーブルに裏向きで置きます。
    この山札は発掘現場と呼ばれます。

財宝カードの概観

全ての財宝カードには、それを交換する際の交換価値(市場で取引するための)、売却価格(博物館へ財宝のセットを売るための)及び希少性(ゲーム中における財宝カードの種類毎の数)が記載されています。

カードの説明
カードの説明
  • 交換価値(赤丸の部分)
    カードの上隅に記載されています。
    タリスマンは3の交換価値があります。
  • 希少性(水色丸の部分)
    カードの絵の右下に記載されています。
    ゲーム内には8枚のタリスマンがあります。
  • 売却価格(紫四角の部分)
    カードの下側に記載されています。
    4枚1組のタリスマンは博物館に$24で売却することができます。

ゲームの開始

開始するプレーヤーは、ランダムに選択します。

ゲームのプレイ手順

各ターンでは、プレーヤーは財宝を掘り起こし、次にその他のアクションを取っても構いません。

  1. 財宝を掘り起こします
    最初のターン、手番プレーヤーは発掘現場の一番上のカードを引くことで、財宝を掘り起こさなければなりません。
財宝カード
財宝カード

カードが財宝カードだった場合、手番プレーヤーはその財宝を発見しました!

カードはその他のプレーヤーに公開せずに、手番プレーヤーの所持カードに加えられます。

プレーヤーは、ゲーム中に何枚ものカードを持っていても構いません。

盗賊カード
盗賊カード

カードが盗賊カードであった場合、手番プレーヤーは発掘現場で盗賊と接触しており、他のプレーヤーから財宝を奪うために彼を利用するでしょう。

引かれた後、盗賊カードはテーブル上に表向きで捨てられます。

これは、8枚の盗賊カードの内、引かれていないカードが何枚残っているかを全てのプレーヤーが把握することを可能にするでしょう。

盗賊カードを引いたプレーヤーは、盗む相手を選択しなければなりません。

その後、手番プレーヤーはカードの内容を見ずにそのプレーヤーの所持カードから1枚のカードをとります。

その後、このカードは他のプレーヤーに公開せずに、手番プレーヤーの所持カードに加えられます。

相手がカードを持っていなければ何も盗むことができません、そして盗賊カードはテーブル上に表向きで捨てられます。

砂嵐カード
砂嵐カード

カードが砂嵐カードだった場合、砂嵐は財宝のうちのいくつかを失わせることに全てのプレーヤーを巻き込みました!

これらの財宝はすぐに地方の商人によって砂漠から取り戻され、そしてそれらは市場に置かれるでしょう。

引かれた後、砂嵐カードはテーブル上に表向きで捨てられます。

これは砂嵐カードの内、引かれていないカードが何枚残っているかを全てのプレーヤーが把握することを可能にするでしょう。

全てのプレーヤーは、砂嵐カードを引いたプレーヤーから時計回りの順番で、プレーヤーが持っているカードの半分の枚数(端数は切り捨て)を捨てなければなりません。

プレーヤーは、どのカードを失うかを選択しても構いません。

紛失したカードは市場が所有します、従ってテーブルの真中に表向きで置かれます。


プレーヤーAが砂嵐カードを引きます。

彼は、テーブル上に表向きでそれを捨てます。

彼は6枚のカードを持っていたので、3枚のカードを捨てなければなりません。

彼は2枚の「羊皮紙の切れはし」カードおよび1枚の「コイン」カードを選択し、それらを市場に表向きで置きます。

プレーヤーBは5枚のカードを持っています、従って彼は2枚のカードを選択して市場へそれらを置きます。

プレーヤーCは3枚のカードを持っていたので、捨てるために1枚のカードを選択しなければなりません。

プレーヤーDはたった1枚のカードしか持っていません、それ故に彼は何も捨てる必要はありません。


プレーヤー全員が捨てた時、砂嵐カードを引いたプレーヤーは財宝を再び掘り起こすことにより彼のターンを再開します。

  1. その他のアクション
    財宝を掘り起こした後に、プレーヤーはさらに市場で取り引きしたり、ピラミッドを探検したり、博物館へ財宝を売却しても構いません。
    プレーヤーは、1回のターン毎にこれらのアクションを任意の順番に何回取っても構いません。
    さらにプレーヤーは、手番でこれらのアクションのどれも取らないことにしても構いません。
同価値の財宝と交換
同価値の財宝と交換

市場での交換

プレーヤーは持っているカードのどれでも、そのカードの交換価値と同等またはそれより劣る価値の市場内のカードと交換しても構いません。

財宝の交換価値は、そのカードの上隅に記載されています。


プレーヤーは、2枚の「羊皮紙の切れはし」(それらは1の交換価値がある)と1枚の「コイン」(それは2の交換価値がある)を、1枚の「タリスマン」および1枚の「瓶の破片」(それは合計で4の交換価値がある)と交換することを決定します。

プレーヤーは市場に彼の「コイン」および「羊皮紙の切れはし」カードを表向きで置き、次に市場から「タリスマン」および「瓶の破片」カードを取って彼の所持カードに加えます。


市場から選択したカードが取り引きされたカードより劣った交換価値である場合、その差は単に失われるだけです。

プレーヤーは1回のターン内に、市場と複数回取り引きしても構いません。

1回で、何枚のカードでも市場と交換して構いません。

種類によって市場内のカードを整理することは役に立ちます。

ピラミッドカード
ピラミッドカード

ピラミッドの調査

プレーヤーが地図カードを持っていれば、さらなる財宝を獲得するための手段として、ピラミッドを調査するために利用しても構いません。

プレーヤーは、小部屋から3枚の財宝カードをとるために持っている1枚の地図カードを捨てる、中部屋から5枚の財宝カードをとるために2枚の地図カードを捨てる、あるいは大部屋から7枚の財宝カードをとるために3枚の地図カードを捨てても構いません。

捨てられた地図カードは、ゲームから取り除かれます。

各室は、ゲーム内で一度のみ探検することが可能です。

タリスマン4枚を売却
タリスマン4枚を売却

博物館への売却

プレーヤーは、持っているカードから博物館へ同じ種類の1枚以上の財宝カードを1組として売ることにしても構いません。

これらの組は、ゲームの終了時に財産としての価値があります。

1組の財宝の価値は、そのカードの下側に記載された売却価格によって決定されます。

ほとんどの財宝については、これらの価格が組中のカード枚数が増すにつれて大幅に増加することに気づくでしょう。

しかしながら、より利益を得るためには「瓶の破片」、「羊皮紙の切れはし」および「砕けたカップ」を十分な数で組み立てなければなりません。

すなわち、完全な組は大幅に価値を増加するために必要とされます。

プレーヤーが1組の財宝を売ることを決定した場合、他のプレーヤーに売却したすべての財宝を公開します。

その後、プレーヤーは1組のカードを重ねるようにテーブル上の彼の前に表向きで置きます。

その結果、カードはすべてはっきりとわかるようになります。

1組の財宝が売られるごとに、それは新しい山に置かれなければなりません。

カードは、既に売られた財宝の組に加えることができません。

プレーヤーは、その売却価格に記載された最大値より多くの財宝を含んでいる組を売ることはできません。

例えば、プレーヤーが6枚の「タリスマン」を持っていても、彼は単に1組としてそれらのうちの5枚だけを売っても構いません。

しかしながら、プレーヤーは同じ種類の財宝を複数の組として売っても構いません。

プレーヤーは1回のターン内で博物館に複数回売っても構いません。

売却された財宝は盗賊カードで盗むことができず、また砂嵐カードで失うことがありません。

  1. ターンの終了
    プレーヤーが手番でのアクションを終えた場合、テーブルの並びで時計回りに手番を移動して、次のプレーヤーへ手番を移してください。

ゲームの終了

カードが発掘現場に置かれていない場合、プレーヤーがターンの最初に財宝を掘り起こさなくても、プレイは継続します。

このポイント以降、プレーヤーは手番に何もアクションを行わずパスしても構いません。

しかしながら、プレーヤーは手番で博物館に少なくとも1枚の所持カードを売らなければなりません。

すべてのプレーヤーが所持カードがない(すなわち、残りの財宝はすべて博物館へ売られた)場合、ゲームは終了します。

プレーヤーはそれぞれ、ゲーム中に博物館へ売却したすべての総価格を計算します。

売られた財宝の組ごとに売却価格は別々に計算されます。

その後、これらの価格が合計され、そして最も高い合計を持ったプレーヤーが勝利します。


ゲームが終わり、プレーヤーは3組の財宝を博物館に売却しました。

4枚の「タリスマン」(それらは$24の価値がある)、2枚の「タリスマン」(それらは$7の価値がある)、5枚の「コイン」(それらは$30の価値がある)

彼の総得点は$61です。


同点の場合には、同点になったプレーヤーが博物館へ売却したカードの総枚数を数えます。

一番低い枚数の人が勝利者です。

プレイ感想

  • コンポーネント
    ★★★☆☆
    カード絵が水彩画っぽい感じで好みで分かれると思います
    特別綺麗なカードピクチャではないですが、雰囲気はあると思います
    カード自体はエンボス加工されています
  • ルール
    ★★★☆☆
    ソロ感が強いです、もう少しルール的に捻りが欲しいです
    ルール自体はシンプルで導入し易いですが、セットアップはカードの選り分けが必要なため、少し手間がかかります
  • 価格
    ★★★☆☆
    実売1500円ぐらいなのでカードゲームとしては普通でしょうか

ルールで感じた通り、他のプレイヤーの邪魔を積極的にできないため、ソロでプレイしても大して変わらないと思います。

他プレーヤーの売却を阻止しようとしても何の財宝を集めているかわからないため、積極的に阻止することもできません。

唯一市場での交換により、集めている財宝の1部がわかる程度です。

「盗賊」も任意のカードを引けるわけではないので、役には立ちません。

結局、他プレーヤーは無視して、市場を積極的に利用して財宝を集め、売却していくしかありません。

もう少し、他プレーヤーの邪魔を積極的にできればソロ感も薄れると思います。

ルール自体は簡単で1プレイで全て把握できるぐらいなので、導入は楽ですし、セットアップもカードですから手間がかかりません。

そういう利点はあるのですが、プレイ感はこんなもんかなという感じです。

それとプレイして思ったのは考古学というよりは、発掘専門で発掘品を売りさばいて暮らしている人ってイメージですね。