Dragon Keeper - The Dungeon(竜の守護者)

2016年の初頭にKickstarterでファンド達成した、ilopeliの「Dragon Keeper - The Dungeon(竜の守護者)」の紹介です。

タイル配置系ではなく、配置されているタイルをパズルのように取って集めるセットコレクション系のゲームです。

以下、ルールの適当和訳です(適当ですので、間違っているところや省略しているところがあります)。


概要

人とドラゴンが敵同士だった太古の時代、前よりいた冒険者たちはドラゴンに仕えるために、所属していたギルドを裏切った。彼らは、城の地下に埋められたドラゴンの途方もない財宝に引き寄せられ、繰り返し襲ってくる冒険者たちから、ドラゴンを守った。

守るべき財宝より多くのものがあればどうなるだろうか?

あなたは、新たな守護者を具現化するだろう。

ダンジョン

(c) 2016 ilopeli
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下から蓋、底箱、中箱の順番で積み重ねて、3階層のダンジョン(これがゲームボード代わり)とします。

冒険者タイル

(c) 2016 ilopeli
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それぞれが部屋を表すタイルで、様々な数字やいくつかの特殊なアクションを表すアイコンが描かれています。

これらのタイルは、ドラゴンの財宝を奪うために訪れた冒険者たちを表しています。プレイヤーは、ダンジョンからこれら冒険者を排除しなければなりません。

元のギルド

(c) 2016 ilopeli
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これらのギルドは、プレイヤーがゲーム中に集めないようにする冒険者を示しています。部屋の色は、各ギルドに対応しています。

プレイヤーはドラゴン側の人間ですが、自身が所有しているギルドの冒険者たちは捕まえたくありません。

つまり、プレイヤーが持っているギルドの色の冒険者タイルは減点対象であるという意味です。

ゲームの目的

プレイヤーは、加点または自身の元のギルドによって減点となる冒険者タイルを集めます。ダンジョンの3階層目が終わるとき、プレイヤーはドラゴンに捧げ物を与えなければなりません。そして、残った物で最も点数が高い人が、ドラゴンからの尊敬を得るでしょう。

ゲームの準備

  1. ダンジョンの一番下の階層のボード(上蓋の箱)を、テーブルの真ん中に置きます。
    そして冒険者タイルから、ランダムで25枚をこのボードの規定されたスペースに並べます(5 x 5の正方形)。
  2. ダンジョンの2階層目のボード(底箱)を、一番下の階層のボードに積み重ねます(ボードを積み重ねるときは、下側になるボードの四隅に柱シリンダーを置いて、積み重ねてください)。そしてボードの真ん中に階段タイルを置いて、ランダムで選んだ24枚の冒険者タイルを、ボードの残りのスペースに並べます。
  3. 最後に、一番上の階層のボード(中箱)を、2階層目のボードに積み重ねます。階段タイルを真ん中に置き、最後の冒険者タイル24枚をボードの残りのスペースに並べます。
  4. ドラゴンフィギュアを、一番上の階層の階段タイルの上に置きます。
  5. 各プレイヤーに元のギルドタイル1枚を配ります。プレイヤーは配られたタイルを他の人に見られないように確認して、手前に裏向きで置きます。
  6. 各プレイヤーは、財宝トークン4個を受け取ります。残りの財宝トークンはひとまとめにして、ストックとします。
  7. スタートプレイヤーを決めます。

ゲームの進め方

  1. プレイヤーたちは、時計回りの順番で手番を行います。手番を行っている間、プレイヤーはアクティブプレイヤーと呼ばれます。
  2. アクティブプレイヤーは、ドラゴンフィギュアをボード上に「1」で示されている矢印の方向に移動します(下図参照)。そして、同じ並び(「1」で示されている矢印の方向にあるタイルの並び)にある利用可能な冒険者タイルのいずれか1枚に置きます。プレイヤーはこのタイルをボードから取り、表向きにしたまま手前に置きます。
    同じギルドの冒険者タイルを既に取っている場合、今取ったタイルでこのタイルを隠し、ギルドごと(タイルの色)に1つの山になるようにします。
  3. 次にアクティブプレイヤーは、ドラゴンフィギュアをボード上に「2」で示されている矢印の方向に移動します(下図参照)。そして、同じ並び(「2」で示されている矢印の方向にあるタイルの並び)にある利用可能な冒険者タイルのいずれか1枚に置きます。プレイヤーはこのタイルをボードから取り、プレイヤーの右隣の人に渡します。渡されたプレイヤーは、このタイルを表向きにしたまま手前に置きます。
    同じギルドの冒険者タイルを既に取っている場合、今取ったタイルでこのタイルを隠すように置きます。
  4. 冒険者タイルの数字が2より大きい場合(例えば3、4、5、6)、アクティブプレイヤーはストックから財宝トークン1個を勝ち取ります。
  5. プレイヤーたちはいつでも、自身の山にある冒険者タイルを見ることができますが、タイルの順番を入れ替えることはできません。
  6. 同じ並びにタイルが残っていないために、プレイヤーがタイルを取る、または渡すことができない場合はすぐに、この階層での探索が終わります。3番目つまり最後のボードの場合は、ゲームが終了します。
  7. この後、次のプレイヤーに手番が移ります。
(c) 2016 ilopeli
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下の階層への切替

階層が終わったとき、プレイヤーたちはボードに残っている冒険者タイルを数えます。タイルの数に基づいて、プレイヤーたちは下記に従って、財宝トークンをストックに戻さなくてはなりません。

残っている冒険者タイルが0枚の場合→0個

残っている冒険者タイルが5枚以下の場合→1個

残っている冒険者タイルが8枚以下の場合→2個

残っている冒険者タイルが9枚以上の場合→3個

この階層で最後に冒険者タイルを取ったプレイヤーは、さらに財宝トークンをもう1個、ストックに戻さなければなりません。

プレイヤーが所有していた財宝トークンより多くのトークンを失うことになった場合、そのプレイヤーはゲームから除外され、最後の点数計算は行いません。

ドラゴンフィギュアは、次の階層の真ん中にあるタイルに置かれ、終わった階層のボードはわきに除けておきます。

前の階層で階段タイルを取ったプレイヤーが、新しい階層のスタートプレイヤーとなります。階段タイルを誰も取らなかった場合、前の階層で最後にタイルを取ったプレイヤーが、スタートプレイヤーとなります。

タイルの特殊アクション

いくつかのタイルは、プレイヤーが特定のアクションを実行することを許可します。このアクションの実行は常に任意です。それゆえに、これらのアクションがあるタイルは示されている点数を得るためのみで集めることもでき、プレイヤーはこれらのアクションを無視することもできます。

しかしながら、階段タイルには自動で適用されるボーナス効果があります。次の階層のスタートプレイヤーとなることを示しています。

秘密の抜け道アクション

(c) 2016 ilopeli
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アクティブプレイヤーが最初のドラゴンの移動で「秘密の抜け道」の効果があるタイルを取った場合、2番目のドラゴンの移動で通常どおり右隣のプレイヤーに冒険者タイルを渡した後、このタイルを有効にすることができます。

有効にした場合、プレイヤーは「秘密の抜け道」の効果があるタイルを捨て、そしてドラゴンを再び「1」で示されている方向に移動して別の冒険者タイルを取り、該当するタイルの山にそれを加えます。

プレイヤーが選んだタイルが特殊なアクションを持っていて、そのタイルが再び「秘密の抜け道」であった場合を除いて、プレイヤーはそのアクションを実行することができます。

(c) 2016 ilopeli
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  1. アクティブプレイヤーは最初のドラゴンの移動で、左上にある「秘密の抜け道」のタイルを取ります。
  2. アクティブプレイヤーは2番目のドラゴンの移動で、右上にある冒険者タイルを右隣のプレイヤーに渡します。
  3. アクティブプレイヤーは、最初に取った「秘密の抜け道」のタイルを捨て、新しい右下の冒険者タイルを取ります。このタイルのアクションは、「秘密の抜け道」ではありませんので実行することができます。

囚人の交換アクション

(c) 2016 ilopeli
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アクティブプレイヤーが「囚人の交換」の効果があるタイルを取った場合、プレイヤーは対戦者のタイルの山の一番上にある冒険者タイルと交換することができます。アクティブプレイヤーによって渡されたタイルが持つこのアクションは、実行できません。

交換された冒険者タイルは、自身のギルド(タイルの色)に対応する山の上に置きます。交換したタイルがアクションを持つタイルの場合、そのアクションは実行できません。

遠隔の罠アクション

(c) 2016 ilopeli
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アクティブプレイヤーが「遠隔の罠」の効果があるタイルを取った場合、プレイヤーはこのタイルを捨て、ボード上にある利用可能な他の冒険者タイル1枚を取ることができます。アクティブプレイヤーによって渡されたタイルが持つこのアクションは、実行できません。

選んだタイルがアクションを持つタイルの場合、そのアクションは実行できません。

解放

(c) 2016 ilopeli
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ゲームが終わり、ドラゴンへ捧げ物が与えられた後の点数計算の前に、プレイヤーは「解放」の効果があるタイルを取り除くごとに、元のギルドと同じ色のタイルのいずれか1枚を捨てることができます。

ドラゴンに与えた「解放」の効果があるタイルは、使うことはできません。

ゲームの終了と点数計算

3番目の階層が終わったとき、ゲームは終了します。

まず始めに、ドラゴンに捧げ物を支払わなければなりません。

  • 各プレイヤーは、最も高く積み上げた山のすべてのタイルを捨てます。この山がプレイヤーの元のギルドと同じ色の場合、プレイヤーは2番目に高い山を捨てなければなりません。
    プレイヤーは元のギルドと同じ色の冒険者タイル(最も高い山)を解放し、そして捧げ物(2番目に高い山)を支払います。
    複数の山が同じ高さの場合、プレイヤーは捨てる山を1つ選びます。
  • ドラゴンに捧げた後、各プレイヤーは自身が持つ「解放」の効果があるタイルの力を使うことができます。
  • この後に、残っている自身のタイルごとに数字を数えます。タイルがプレイヤーの元のギルドと同じ色の場合はマイナスの点数となり、他の冒険者タイルはプラスの点数となります。
(c) 2016 ilopeli
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例1

最も高い山は紫色と緑色のタイルであり、プレイヤーは紫の山を捨てることを選びました。

(c) 2016 ilopeli
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青色のタイルは、マイナスの点数になります(プレイヤーの元のギルドと同じ色のため)。しかし、プレイヤーは「解放」の効果があるタイルを持っているため、4の数字のタイルを捨てました。そのため、1の数字のタイルだけが残りました。

(c) 2016 ilopeli
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青色のプレイヤーの最終点数は、(赤色+緑色+黄色のタイル)の合計-(青色のタイル)の合計となります。

赤色(4+2+3=9)+緑色(5+4+1+1=11)+黄色(3+4=7)-青色(1)=26となります。

(c) 2016 ilopeli
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例2

  1. 最も高い山は紫色のタイルで、プレイヤーはこのタイルを捨てます。
  2. しかし、プレイヤーの元のギルドの色に対応する山であるため、プレイヤーは2番目に高い山をドラゴンへ捧げなければなりません。プレイヤーは複数ある山から緑色のタイルを選びました。
  3. このため、最終点数は(赤色+青色+黄色のタイル)の合計となります(マイナスの点数となる紫色のタイルは捨てられてありません)。

最も多くの財宝トークンを持っているプレイヤーは、ボーナスとして2点を得ます。

そして、点数が最も多いプレイヤーが勝利者となります。